娘の先生のひと言が、私の背中を押してくれた朝

今日は、娘がお世話になっているデイケアの先生の言葉がきっかけで、ずっとやってみたかったことに挑戦したお話です。
虹子はもともと石やクリスタルが大好きで、家にもいくつか飾っています。
マクラメアクセサリーも大好きで、5年ほど前に「自分でも作ってみたいな」と思ったことがありました。でもそのときは、ネットやSNSで素敵な作品をたくさん見るほどに、
「自分にはできないだろうな…」と自信がなくなってしまい、結局一度も挑戦せずに終わっていました。
そんな虹子の背中を押してくれたのが、娘のデイケアのA先生。
毎朝娘を送るたびに、「あなたは娘ちゃんの髪の毛を結んであげるのが本当に上手!」と声をかけてくださっていました。その言葉がいつしか虹子の中で、小さな自信になっていました。
そしてある日ふと、「もしかしたら私にもできるかもしれない…」と思えたんです。
それが、5年越しにようやく、マクラメアクセサリー作りを始めるきっかけになりました。
まずは材料集めからスタート。
「初心者 マクラメ 紐 おすすめ」とネットで検索して、「太さはどれがいいのかな?」「どんな色にしよう?」と悩みに悩みました(笑)最終的に好きな色を2色選んでオーダーしたんですが、届いてみたら…
びっっっくりするほど似たような色(笑)「え、これ同じ色じゃない?」ってくらい見分けがつかなくて、思わず笑ってしまいました。
でも、最初の一歩って、だいたいそういうものかもしれませんね^^?
石(クリスタル)は実際にお店に行って購入しました。
ひとつひとつ手に取って、「この石はどんな意味があるのかな?」と想像しながら選ぶ時間は、本当に至福のひとときでした。
そして、制作スタート。
作業は、娘が寝たあとの夜の静かな時間。
YouTubeで作り方の動画を観ながら、見よう見まねで結び始めたんですが…まあ、うまくいかない(笑)紐も何本も無駄にしたし、「センスないなぁ…」「私には無理かも…」と落ち込んだり、 「やっぱりやめようかな」と何度も思ったり。でもそんなとき、心の中でふと
「最初からできる人なんていない」 「できないってことは、伸びしろがあるってことだよ」と、自分に言い聞かせました。
そうして完成したネックレスは、まだまだ不格好だけど、私にとってはとても特別なものになりました。
完成した日に、そのネックレスをつけてデイケアに娘を迎えに行き、A先生に「先生の言葉があったから、やってみようと思えたんです。本当にありがとうございます」と伝えたら、
先生が「えっ、5年もやらずにいたの!?鳥肌立ったわ〜!」と一緒に喜んでくれて。
その瞬間、心がふわっと温かくなりました。
こうした「相手のすごいところを見つけて、褒め称える」という文化が根付いているニュージーランドに住んでてよかったと心の底から思いました。
やってみたいけど自信がない。ずっと気になっているのに、なかなか踏み出せない。そんなふうに感じている方が、もしいたら、この投稿がほんの少しでも、背中をそっと押すきっかけになれたら嬉しいです^^




