おしゃれで健康的なドリンク
最近、カフェやオーガニックショップ、ヴィーガンレストランなどで”コンブチャ(Kombucha)”を見かける機会が増えました。スーパーのドリンクコーナーにもさまざまなブランドやフレーバーが並び、気になっているけれど、実は何かわからないという人も多いのではないでしょうか。そして日本人なら一度は思うはずです。
「コンブチャって、昆布茶のこと?」
日本で昆布茶といえば、昆布の旨味をお湯で溶かして飲む飲み物。一方、海外で人気のコンブチャは、紅茶や緑茶に砂糖を加え、酵母と酢酸菌の集合体である”SCOBY(スコビー)”を使って発酵させた発酵ドリンクです。発酵の過程で砂糖の多くは微生物によって分解されるため、完成したコンブチャはほんのり甘酸っぱく、微炭酸のある爽やかな味わいになります。少し酸味のある炭酸ジュースみたいと感じるかもしれません。
健康志向の人たちから人気
コンブチャがここ数年で世界的に人気になった理由のひとつが、健康への関心ではないかと思います。最近は日本でも”腸活”という言葉をよく耳にしますが、ニュージーランドでも発酵食品や腸内環境への関心は高く、多くの人が日常的に取り入れています。コンブチャも発酵食品のひとつ。発酵によって生まれる有機酸や酵母などが含まれていることから、健康的なライフスタイルを意識する人たちに支持されています。もちろん、「飲めば健康になる」「病気が治る」といった魔法の飲み物ではありません。ただ、砂糖の多いソフトドリンクやエナジードリンクの代わりとして選ぶ人が多く、体に気を使いたい人にとって魅力的な選択肢になっています。
ヴィーガンカフェでも定番ドリンクに
ニュージーランドではベジタリアンやヴィーガン向けのカフェやレストランでも、コンブチャはすっかり定番メニューになっています。植物由来の原料から作られているため、食生活にこだわりのある人でも取り入れやすく、ナチュラル志向の人たちからも人気です。また、お酒を飲まない人にとっては、ちょっと特別感のあるノンアルコールドリンクとしても重宝されています。ランチやカフェタイムに、ソフトドリンクではなくコンブチャを注文するのも今では珍しい光景ではありません。
ニュージーランドならではのクラフトコンブチャ
ニュージーランドでは、コンブチャはクラフトビール感覚で楽しまれている一面があります。小さな醸造所がオリジナルレシピで作る”クラフトコンブチャ”も増えていて、味は実にさまざま。フルーツを効かせたもの、ハーブを使ったもの、酸味をしっかり感じるものなど個性豊かで、お気に入りの一本を探す楽しみもあります。ニュージーランドはクラフトビール文化が盛んな国ですが、その流れがコンブチャにも広がっているような印象です。
フレーバーが豊富で飲みやすい
発酵飲料と聞くと、ええ~!と引いてしまう人もいるかもしれませんが、最近のコンブチャはかなり飲みやすくなっています。レモン、ジンジャー、ラズベリー、マンゴー、ピーチなど、フレーバーは実に豊富。商品によってはジュース感覚で飲めるものもあります。メーカーによって味わいもかなり違うので、一度飲んだけど苦手だったという人も、別のブランドを試してみると意外と好みのものが見つかるかもしれません。
実は日本人にもなじみやすい飲み物
名前のせいで昆布茶と混同されがちなコンブチャですが、その正体は紅茶や緑茶を発酵させた発酵ドリンクです。とはいえ、味噌や納豆、醤油、漬物など、発酵食品に親しんできた日本人にとって「発酵の力を楽しむ」という考え方は慣れ親しんだものですよね。コンブチャ未体験の方は、まずはフルーツ系のフレーバーから試してみては?きっと思っているより飲みやすく、ニュージーランドで人気の理由がわかるのではないでしょうか?

ボトルのデザインもおしゃれになってますね
-Happy drinking!
Pukeko




