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伝統的なクリスマスケーキ

本人がクリスマスケーキと聞いて真っ先に思い浮かべるのは、ふわふわのスポンジにたっぷりのホイップクリーム、それにいちごや桃などの果物、それにサンタクロース、トナカイなどのマジパンやキャンドルの飾りがついたものでしょう。美味しいですよね!ニュージーランドのクリスマスにもクリスマスケーキは欠かせません。でも日本のクリスマスケーキとは全く違うケーキなんですよ。

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リッチな風味でしっとりしたケーキ

ニュージーランドで食べられるクリスマスケーキは、ヨーロッパの影響を受けているようです。いわゆるフルーツケーキと呼ばれるもので、干しぶどうをブランデーやラム、ウイスキーやシェリー酒などに漬け込みます。それをゴールデンシロップやDark Cane Sugar を混ぜた濃い色のケーキ生地に混ぜ込みます。

基本的なホールサイズで150度、2時間から2時間半調理するので、ベイクというよりも蒸しケーキに近い食感になるのでしょう。しっとりと重みのあるケーキになります。そして出来上がったケーキを厚みのある白いマジパンでカバーします。ニュージーランドは夏のクリスマスですが、やはりクリスマスケーキなので雪のイメージですね。マジパンを使わずにグレイズした緑や赤のチェリーに大きなナッツをトッピングにたっぷり盛るデコレーションもあります。クリスマスの色が出てカラフルになります。

濃厚でリッチなケーキなので一度にたくさん食べるものではありませんが、長持ちするので少しづつ楽しめますよ。一人暮らしやご夫婦だけで、ホールのケーキは大きすぎて、、という方には、市販のもオススメです。ヨーロッパ系のベーカリーだとこれから売りに出すところが増えますし、一人分でも買えます。スーパーでも小ぶりのサイスのケーキが売っていますし、お茶の時間に食べられるようなミニカットも増えています。フルーツケーキが好きな方はきっと病みつきになると思います。食べたことがない方は、この時期ぜひお試しください。

-Pukeko

 

記者プロフィール

Pukeko

Pukeko

Auckland在住26年のライターPukekoです。
家族とオカメインコ兄弟、保護犬のチコと暮らしています。
レスキュードッグのサポーター。
 

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