オークランド周辺では、数多くのサンデーマーケットが開催されています。今回はシティからバスで20分弱で、比較的規模が大きいタカプナサンデーマーケットについてご紹介します。
バスの乗客が全員降りていきました。
停留所のところでは古着やら靴やらが5ドル前後で売られており、おばちゃんたちが鋭い眼光で品定めしています。
なかなか可愛いセーターなどもあり、 しばらく見ていたいところですが、マーケットに来たからには食!と新鮮な野菜(スーパー売っているものも比較的きれいですが、やはりマーケットの物は段違いに高品質なことが多いです。価格も安い)! という心持ちなので、露天の古着コーナーを後に、いざマーケットへ。
小さなテントを張ったお店が、途絶えることなくびっしりと続いています。
カラフルな野菜や果物を所狭しと並べた八百屋さん、ジャムやクッキーなどのお菓子を売る店、お姉さんがドーナツを揚げているお店、イタリアから直輸入だと言うオリーブを使った石鹸やコスメを売る店。
中国系のおばちゃんが元値11㌦のシープスキンオイルの入ったリップクリーム(コンクリートの地面に直置き)を、1ドルでいいよ、最高にお得でしょう!とガンガン勧めてきたりします。
その隣ではどこから集められたのか、年代を感じさせるスプーンや犬の置物などアンティークショップが。 非常にざっくばらんな品物展開のマーケットです。
さて、一通り見て楽しんだ後は、ご飯です。
すれ違う人達がそれぞれ思い思いのフードを食べているので、もう食欲も抑えきれず、マーケット歩きにも集中できなくなってきた頃です。
中でも多くの人が足を止めていた、台湾のダンプリングのお店と、タイのソーセージのお店でフードをゲットしてみました。
ダンプリングは焼か蒸か選べます。腹ペコでがっつり食べたい気分だったので、揚を注文。10個で6㌦です。ソースも手作りのようで、おじさんが「自分で作った」と日本語で教えてくれました。
何故日本人とバレたのか謎ですが、おじさんは可愛いし、なによりダンプリングが美味しい!ボリューム満点!なので幸せです。
お次はタイのソーセージ店。パンに挟んだシンプルなサンドイッチ(2㌦)と、スパイシーな串焼き(2.5㌦)を注文。
スパイシーソーセージ、一口食べて仰天です。この世のスパイスが全て練りこまれているのではないかという強烈なスパイシーさ。中も真っ黄色です。
大変美味しかったのですが、これは辛いもの苦手な方にお勧めできません。舌が地獄を感じる激烈スパイシーです。普通のソーセージサンドはマイルドなので、舌に地獄をお求めでない方は、こちらにしましょう。
シンプルな味わいで、何より値段も破格なので、食べ歩きにもってこいです。
お腹も満たされた後は、少し歩いて美しい白浜と海の対比が素晴らしいタカプナビーチへ。
ランギトト島が目の前に見え、海岸沿いに美しい地層もみることが出来、大変圧倒されます。腹ごなしにも持ってこいのお散歩コースです。
是非日曜の午前は、日本ではなかなか味わえないマーケットに足を伸ばしてみてください
美味しいもの、面白いもの、美しいビーチ付きのタカプナマーケット、大変お勧めです。