ニュージーランドの留学や移住、起業、旅行、就職など総合情報サイト

国内に950カ所以上! ニュージーランドの山小屋・使い方まとめ

山小屋に泊まろう!

Mueller Hut Mueller Hut (Alpine Hut※後述)

山や森を歩く「トランピング(tramping)」が人気のニュージーランド。国内には政府の自然保護局(DOC:Department of conservation)が管理する山小屋が950カ所以上あります。 設備や料金について解説します。

山小屋の種類

政府が管理する山小屋は次の4種類があります。

1、Serviced huts
マットレス、水、トイレなどの設備が備えられた山小屋です。
一泊大人で$15。
調理用コンロがあったり、管理人がいたりする小屋もあります。
ほとんど予約不要。
 
2、Standard huts
こちらもマットレス、水、トイレなどの設備が備えられていますが、Serviced hutsに劣ります。
ほとんど予約不要。
料金は大人で一泊$5。
 
3、Great Walk huts
国内に9つある有名ルート「グレートウォーク」にある山小屋です。
マットレス、水、トイレ、暖房など、他の山小屋に比べてとても設備が充実しています。
料金は大人で一泊$22 - $54。予約が必要です。
 
4、Basic huts
基本的には小屋があるだけです。
ほとんどすべての道具を利用者が準備する必要があります。
料金は無料。
 
5、Club huts including serviced alpine huts
山岳会などが所有する山小屋です。
DOCのホームページではカテゴリーで「Serviced Alpine」などと記されています。
「○○ Hut(NZAC)」といった表記の場合も。
NZACはNew Zealand Alpine Clubの略なのでClub hutです。
予約が必要な山小屋もあります。
DOCのホームページで情報を得られます。

どうやって使うの?

有料の山小屋の利用にはチケットが必要です。
DOCで購入します。

Serviced hutsに必要なチケットは緑色、Standard hutsのものは青色です。
青色チケット3枚は 緑色チケット1枚として使えます。

予約が必要な場合ですが、DOCオフィスかインターネットで可能です。

ServicedとStandardには年間パスもある

年会費122ドル(半年92ドル)のBackcountry Hut Passを購入すれば、ServicedとStandard の山小屋に何度でも泊まることができます。
Great Walk hutsとClub hutsには使えないので注意が必要です。

自分が行きたい場所にServicedとStandardが多くあるのであれば、購入する価値ありです。

個別の詳細はDOCのホームページで

個別の山小屋の情報はDOCのホームページに詳しく記されていますので、ご参考ください。

URL:
http://www.doc.govt.nz/parks-and-recreation/places-to-stay/stay-in-a-hut/

記者プロフィール

新居拓也

新居拓也

7年間勤めた新聞社を退職し、高校時代を過ごしたニュージーランドへ。

パックラフトを使って各地の川を巡りました。

ブログ : KORUTAK
http://korutak.com/

この記者の記事一覧