NZの投資プラットフォーム「シェアリーズ(Sharesies)」の最新データで、個人投資家の信頼度が大きく低下していることが分かった。同社の信頼度指数(0〜100)は6月末の57から9月下旬には31へ下落し、2024年後半以来の低水準となった。1Newsが10月13日に伝えた。
一方で貯蓄の動きは活発化している。貯蓄活動は88%増え、9月上旬には2年ぶりの高水準を記録した。金利の高さを背景に、一部の投資家が資金を貯蓄口座へ移したとみられる。慎重姿勢の背景として、同社は地政学的な緊張による原油高、AI・ハイテク企業の評価額への疑念、そして11月7日の総選挙の3点を挙げている。
同社のウェルス部門ゼネラルマネジャー、スコット・ニクソン氏は「顧客は慎重だが、市場から離れたわけではない。状況に合わせて調整した」と述べ、今回の動きは市場からの撤退ではなく「資金の再配分」だと説明した。選挙期間中は政策環境を見極めたい投資家が一時的に動きを止めるのが通例だという。
プラットフォーム上の動きを見ると、四半期中の入金は出金1ドルに対し2ドル強で、売りより買いが多かった。個別株への資金配分は72%から68%に低下し、数千社に分散するファンドへのシフトが進んだ。人気銘柄では、バンガードの全世界株ETFが順位を15位上げ、同社の四半期上昇幅として過去最大となった。フォンテラ株主ファンドは株価が18%上昇してトップ10入りした。最も広く保有されているのはSmart US 500 ETFで、ロケット・ラボ、バンガードS&P500 ETFが続き、ニュージーランド航空は1つ順位を下げて4位となった。
