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ウェアハウス・グループが黒字転換 ノエル・リーミングが業績けん引、主力の「赤い倉庫」は赤字続く

小売大手ウェアハウス・グループは9月30日、2026年度の決算を発表し、純利益が1,120万ドルとなったことを明らかにした。前年度の280万ドルの純損失から黒字に転換し、同社は「力強い回復」と位置づけている。営業利益も前年度の130万ドルから2,260万ドルへと大きく伸び、粗利益率は0.4ポイント上昇して32.6%となった。

ブランド別では、家電量販店のノエル・リーミングが2,180万ドル(前年度1,170万ドル)の営業利益を計上し、最大の貢献をした。ウェアハウス・ステーショナリーも820万ドルから1,590万ドルへと利益をほぼ倍増させた。一方、「赤い倉庫」の愛称で知られる主力ブランドのザ・ウェアハウスは、営業損失が前年度の1,220万ドルから750万ドルへ縮小したものの、依然として赤字が続いている。

グループ全体の売上高は、53週だった前年度との比較では1.9%減の30億ドルとなったが、52週ベースの既存店比較では0.4%増。事業コストは2,980万ドル削減され、営業キャッシュフローは1億9,350万ドルに改善した。純有利子負債は前年度の9,610万ドルから1,700万ドルまで圧縮されたが、期末配当は見送られた。

ジョン・ジュルネ会長は「今回の前進は市況の改善ではなく、社内の取り組みによるものだ」とし、収益性の大幅な改善が引き続き最大の目標だと強調。マーク・スタートンCEOは「仕入れや在庫管理、品ぞろえや価格設定を改善し、規律ある経営を進めてきた」と述べたうえで、「特にザ・ウェアハウスについては、NZの人々にとって一番に選ばれる小売店の座を取り戻す決意だ」と意気込みを示した。ただ、2027年度に入ってからの売上は前年並みで推移しており、同CEOは「消費者心理や経済成長が低迷する中、小売環境は引き続き厳しい」との見通しを示している。