これは、翌週に予定されている準備銀行の公式キャッシュレートの決定を前にした動きです。ASBの金利引き下げは即日発効され、6ヶ月固定金利は17ベーシスポイント引き下げられ5.12%に、1年および18ヶ月固定金利は10ベーシスポイント引き下げられ4.79%になりました。また、2年固定金利も6ベーシスポイント引き下げられ4.89%となりました。
ASBのパーソナルバンキング担当ゼネラルマネージャーであるアダム・ボイド氏は、今回の引き下げは家計の節約に繋がると述べており、固定金利型住宅ローンを利用する顧客の約90%が、クリスマスまでに6%未満の金利になると予想されています。一方で、エコノミストのキャメロン・バグリー氏は、借り手にとっては良いニュースだが、貯蓄者にとっては不利な状況だと指摘しています。