ニュージーランド元首相ジャシンダ・アーダーン氏は、国王の誕生日に最高栄誉賞の1つであるデイム・グランド・コンパニオン・オブ・ニュージーランドを授与した。
2017年9月から今年2023年1月まで首相を務めたアーダーン氏の国への奉仕に対しての栄誉である。
「授与の是非に悩みました。私が5年間行ってきたことは、国民と一緒にやってきたことで、個人的な達成ではありませんから。しかし、多くの人が授与することを後押ししてくれたので、これを受けることで、家族、同僚、そして人生で最も困難でやりがいのある仕事を支援してくれた人々に対する私の謝意を表そうと思います」とアーダーン氏。
公式な文書では、テロ攻撃の際のリーダーシップ、新型コロナウィルスパンデミック下で、ニュージーランドを西欧諸国で最も死亡率の低い国にしたことが評価されている。
また、フォーチュン誌で2021年世界の偉大なリーダー50人のトップに挙がったことも列挙された。
さらに、子どもの貧困問題にフォーカスし、学校での無料の給食制度などの方針を導入したことなども言及されている。