エコノミスト誌のエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(EIU)による世界で住みやすい都市ランキングで、オークランドが1位となった。
2018年以来1位を守ってきたオーストリアの首都ウィーンはトップ10からも外れ、ニュージーランド、オーストラリア、日本の都市が上位に躍り出た。
ニュージーランドの地理的な優位性にも助けられ、厳しいロックダウン規制により国内の新型コロナ感染をゼロに留めている点が、このランキングの大きな理由となっている。
EIUはそのステートメントで、オークランドやウェリントンはコロナ以前とほぼ同様のライフスタイルを謳歌している、と評価している。
ウェリントンは、大阪とアデレードに続き4位にランキング。
昨年2019年のランキングは、パンデミックによりキャンセルとなっている。
EIUは、「パンデミックにより、世界の多くの都市が住みづらくなっています。特にヨーロッパでは打撃が大きく、度重なるロックダウンで文化と環境におけるスコアが非常に低くなりました」と表明している。