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サイクロン・ガブリエル被害にあった女性 保険きかず

オークランド、ムリワイのジャッキー・シュバーさんの家は、サイクロン・ガブリエルの際、両ぎわに土砂崩れの土が落ちてきたが、家自体は無事だった。

サイクロン・ガブリエルが襲ってきたとき、ジャッキーさん家族は土砂崩れの音は聞かなかったが、携帯電話で受け取った避難勧告にしたがい、家を出て避難した。v

同じ通りの5軒先で、消防士が2人亡くなっている。

ジャッキーさんの家には住むには危険すぎるを意味する赤札が貼られた。不安定な土壌のため、立ち入り禁止となり、最終的にどうなるかがわかるのは何か月も先と思われる。

困ったことに保険金は支払われない。

「家自体は無事であり、失ったものはないとみなされ、保険の対象にはなりません」とジャッキーさん。

保険会社は3日間の停電を認識し、冷蔵庫にあった食料分の申請を受け入れたにとどまっている。

「私たちの持つすべてのものはあの家の中にありますが、中に入ることは許されません。結論が出るのを待つしかありません。けれど、家の裏に崩れ落ちた崖のありさまをみて、この家に住み続けたいとはとても思えません」とジャッキーさん。

一旦家に入る許可が出た場合、家財を確認し再度保険の申請を行うつもりであるとのこと。