手袋やハンドバッグ、またフェラーリのシートや車内装飾に使われる高級革を扱うイタリアの企業は、最近ニュージーランド産の家畜に目を向けているようだ。
イタリアへの家畜の革や毛皮の輸出は、この10月は昨年同時期と比較して110パーセントの伸びを見せている。
また、イタリアではニュージーランド産のラムが人気で、昨年同時期はほぼゼロだった売り上げが、今年はNZ$4.5ミリオンドルにもなった。
精肉産業協会のチーフ・エクゼクティブ、シルマ・カラピーヴァ氏は、イタリアへの輸出額はNZ$26ミリオンドルの価値があり、4年間で最高の月となったと語る。
革製品でも有名なイタリアでは、ニュージーランド産の革や毛皮の需要も高い。
10月の赤肉製品の全輸出価値は、NZ$175ミリオンドルで、昨年10月と比較すると12パーセント高くなっている。