ワイカト大学の今年の入学者は昨年と比較して、海外からの入学者が1,200人減り、国内の入学者が740人増えた。

大学の副総長、ニール・クイグレイ氏は「9.7パーセントのニュージーランド人入学者増は、海外留学生の激減による痛手を、少しばかり癒してくれます。しかし、コロナ以前の利益には遠く及びません」と語る。

大学は生徒募集のキャンペーンを、従来の地域をさらに拡大して、オークランドやウェリントンのような都市に対しても行った。

パンデミックにより海外に行けないため、より多くの学生が集まったという見方もある。また、20パーセント近くの学生が、他の職業専門学校から、大学へ移ってきたという事実もある。

オークランド大学は全体の入学志願者は減っているが、オタゴ、ビクトリア、カンタベリー、リンカーンなどの大学では、国内からの入学者が劇的に増えたことで留学生の減少が補われ、逆に全体人数が増えているとのこと。