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眼科治療待ち患者数増加の問題

南オークランドで、眼科治療を待つ患者の数が多すぎる事で、治療が間に合わず、失明に至る可能性の高い人達もおり、問題視されていることが分かった。

眼科治療待ちの患者は、国内全体でも多いが、なかでもManukau DHB〈地域保健局〉におけるバックログ数は非常に多く、最近では、Manukau保健局の眼科部署への訪問患者数が年間18,000人~50,000人で、患者の受け入れ設備が整った環境であるAuckland DHBの患者と比較すると非常に多い。治療患者の中で最も多いのが、糖尿病によるものや老人だという。

Ministry of Healthによると3月末時点で、国内で14,000人の患者が眼科治療予約期日を過ぎており、うち2,800人が予定待ち期間の2倍も長く待っていることから、状況改善に努めているという。Ministry of Healthでは、眼科治療のバックログ管理のためNZ$2ミリオンドルを昨年投じているが、それだけでは足りないようだ。