ウェリントン北、レビンに近い土地に大規模な住宅地を開発する計画が起こっている。
ホロフェヌア・ディストリクト・カウンセルはこの3年間、現在は主に放牧や引退後の住居に使用されている開発計画地の地主と交渉を続けている。この計画には最低でも5000人の住居可能な2500戸の住宅の開発が織り込まれている。周辺にあるオタキ、パエロア、アレクサンドラは最大人口1万8,800人規模の住宅地帯だが、同程度の居住区となる。420ヘクタールのタラキアと呼ばれるブロックは、ショッピングセンター、学校、公園などの建設が予定される。ホロフェヌア・ディストリクトのバーニー・ワンデン市長は、「この地域は国で3番目に成長率の高い地域で、人口も増え続けています。今後10年間で高速道路計画も予定されており、ウェリントンからは1時間の距離になるため、郊外の生活を楽しみながら、首都での仕事も続けられるという非常に地の利のよい土地になることは間違いありません」と計画に対する意気込みを語る。
その反面現在の住民からは反対の声も上がっている。ホロフェヌアの住人で、納税者協会のチェアーであるクリスティーン・モリアーティ氏は、「ここでは毎年水不足のため節水制限が導入されています。大勢の住民に対応するインフラ設備が整っていないのです」と語る。
また彼女は、「2500世帯もがこの土地に住むことを希望するとは思えません。計画は机上の空論のように感じます」と住宅需要についても懐疑的だ。
今年の4月5月、ニュージーランド全国ロックダウンに伴いGDPは12.2%落ち込んだが、農業、林業、漁業はわずかに2.2パーセント減に抑えられている。タラナキのダミエン・ロパーさんは420頭の乳牛を飼育するタラナキの農牧家だが、パンデミックが彼のビジネスに及ぼした影響は小さいという。「牛乳は毎日収集されていたし、電気関連でトラブルが起こっても優先的に修理される。ロックダウン中もほぼ通常通り仕事ができた」Yummy Apples社のマネージャー、ポール・ペインターさんは、農業がこの国の成長を促進する希望の星だと考えている。ただし収穫期が近づくにつれ、今年は海外からの労働力に頼れないことを憂慮している。
ホークスベイでは、約1万1,000件の求人が出ると予測されている。
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