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有料道路の未払い累積NZ$10ミリオンドル

国内の有料道路通行料の未払いと、それに伴う管理費用の合計がNZ$10ミリオンドルにも上るという。

Radio NZの調査で、5日過ぎても通行料を支払わない自動車の所有者に対し、交通局は毎年110万の支払い請求を通達しているという。通知を722回も受け取っている人もいるとのこと。一度通知を受けるごとに、管理費としてNZ$4.9ドルが加算されていく。2009年に道路通行料が導入されてから、通行料未払いと加算管理費は、合計でNZ$9,727,843ドルになるとされている。

ある評論家は、「すでにガソリン税やその他の税も払っているのに、国の所有する土地の道路に対し、料金をさらに払うのは理解できない。ドライバーには通行する権利がある」と有料道路システムを否定する。

また、料金を徴収する仕組みを作るのに費用がかかりすぎている。という批判も。

ニュージーランドには、オークランドのNorthen Gateway、タウランガのEastern Link、Takitimu Driveの3つの有料道路があり、2019年1月締め1年で、1,550万の利用が認識されている。

交通局によると、未払いが28日をすぎると、自動車の所有者は警告を受け、60日をすぎると委託された債権回収代行業者が取り立てを行うとされている。しかし、取り立てについての詳細や真偽は、実は明確ではないという。