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ウェリントン洪水から半年、被災者が追加支援を要望「家に戻れなければ事実上のホームレス」

今年4月、ウェリントン市の一部で1時間に77ミリという記録的な雨が降り、鉄砲水と地滑りで数百人が避難を余儀なくされ、1人が亡くなった。48時間の降雨量は月平均の3倍に達し、40戸が居住不能となった。それから半年、被災者のグループが政府にさらなる財政支援を求めている。

ヴォーゲルタウンのダレン・ヤングさんは、大きな擁壁が数分で洪水に流され、自宅の室内も約1.2メートルまで浸水した。壁の再建費用を求めて請求解決サービスに申請中だが、「どんな雨でも危険にさらされる」状態だという。住居手当がまもなく切れるため、自宅に戻れなければ家族は「事実上のホームレスになる」と不安を語る。ワイロ・ベイのキャサリン・ビーチさんの家も、水位が「ほぼ目の高さ」まで達した。2023年の洪水後にオークランドで行われたような、リスク評価と買い取り・支援の仕組みを望んでいる。

ウェリントンのアンドリュー・リトル市長は、政府が早い段階で買い取り制度には参加しない姿勢を示したと述べ、実現は難しいとの見方だ。政府は将来の大規模気象災害のリスクを肩代わりできないとの立場で、マーク・ミッチェル緊急事態管理相は、宿泊費として4万6000ドル、市長救援基金に10万ドルを拠出したと説明。別の災害が起きれば追加資金を検討するとしている。保険協議会のクリス・ファアフォイ会長は、異常気象の頻発化・激甚化により保険料が上昇する可能性があるとして、早めの備えを呼びかけた。