世界的なガイド「ミシュラン・ガイド」が、優れた宿泊施設に贈る「ミシュラン・キー」の2026年版を発表し、ニュージーランドでは新たに9軒のホテル・ロッジが選ばれた。NZの選定数は合計28軒に達し、内訳は2つ星(キー)が10軒、1つ星が18軒。昨年の19軒から大きく増えた。
今回、ワイヘケ島の「デラモア・ロッジ」とクイーンズタウンの「ロスウッド・マタカウリ」が1つ星から2つ星へ昇格した。ホークスベイの「ウォリングフォード・ホームステッド」は2つ星に新規で選ばれ、東海岸の食を楽しめる滞在先として注目される。既存の2つ星ではグレノーキーの「ブランケット・ベイ」、タウポの「フカ・ロッジ」、クライストチャーチの「オタフナ・ロッジ」、ホークスベイの「ロスウッド・ケープ・キッドナッパーズ」、ノースランドの「ロスウッド・カウリ・クリフス」、オマラマの「ザ・リンディス」、フェザーストンの「ファカレワウ・カントリー・エステート」も評価を維持した。
新たに選ばれた宿は、カンタベリー、ホークスベイ、カイコウラ、クイーンズタウン、アオラキ/マウントクック、ケンブリッジ、アカロアなど各地に広がる。1つ星には、アカロアの「アナンデール・コースタル・ファーム・エスケープ」、ハブロックノースの「クラギー・レンジ・ラグジュアリー・ヴィンヤード・リトリート」、カイコウラの「ハプク・ロッジ&ツリーハウス」、クイーンズタウンの「ヒューバート・ハウス」や「ROKIコレクション」、プカキ湖の「マウントクック・レイクサイド・リトリート」、ケンブリッジの「ザ・クレメンツ・ホテル」、マラエカヒコの「ザ・マンス」などが並ぶ。
ミシュランは匿名の調査員による宿泊体験の評価をもとに選定しており、1つ星は「特別な滞在」、2つ星は「格別な滞在」、3つ星は「非凡な滞在」を意味する。同ガイドのグウェンダル・プーリネク国際ディレクターは「より創造的で野心的な取り組みに支えられ、提供内容の高度化が続いている」と述べた。世界全体では今年470軒が新たに加わり、選定ホテルは合計2,832軒となった。NZの自然を生かした宿が国際的に評価される流れは、これから観光シーズンを迎える国内の旅行需要にも追い風となりそうだ。
