北島中央部の観光地オハクネで、地下水道管の破損による深刻な断水が続いている。
原因は先月タウマルヌイ付近で発生したマグニチュード5.9の地震で、町の浄水場に原水を送る地下パイプラインが損傷した。地下埋設のため被害の発覚が遅れ、修復にも時間がかかっているという。ルアペフ地区議会は8日午後7時ごろに節水を呼びかけ、翌朝9時にはトイレの水を流さないよう住民に要請した。
幼い子ども2人を育てる住民の女性(愛称ソフィーさん)は「朝起きたら新しい情報もないまま、蛇口から水が出なくなっていた」と困惑を語り、「数百メートル離れた小川まで歩いてバケツに水をくみに行っている」と生活への影響を訴えた。「この町にとって欠かせないものだけに、影響はとても大きい」とも話した。地元のルアペフ・カレッジとオハクネ小学校は休校となり、スーパーでは飲料水の購入が制限された。町役場前などでは給水タンクによる飲料水の配布や仮設トイレの設置が進められている。議会は浄水場に水を送る原水管のエアロック除去作業を進めており、断水は翌日午後5時ごろの解消を見込むが、当面は煮沸してからの使用が呼びかけられている。
