ニュージーランドの宇宙産業のさらなる発展へ向けた新たな金字塔として、オークランド大学の宇宙研究所「テ・プナハ・アテア(Te Pūnaha Ātea)」が主導する人工衛星プロジェクト「TPA-2」が正式にキックオフされました。
このプロジェクトは、国内の産学連携によって開発された最先端の技術を宇宙空間で実証するための、いわば「宇宙のシャトルバス」としての役割を担っています。
2028年初頭の打ち上げを目指すTPA-2には、ニュージーランド国内の企業、大学の専門研究チーム、そして学校のグループなどが開発した厳選された6つのペイロード(実験機器や観測装置)が搭載される予定です。
プロジェクトを率いるベン・テイラー博士は、地元ニュージーランドの開発者たちが軌道上での飛行実績(フライトヘリテージ)を積み、国際的な競争力を得るための貴重な機会になるとその意義を強調しました。
本ミッションは、政府の「キウイ・スペース・アクティベーター」パイロットプログラムから約28万4,000NZドルの資金支援を受けており、オークランドを拠点とした最先端の航空宇宙テクノロジーの確立と、若い世代の科学技術人材の育成へ向けた大きな推進力として期待されています。
