ニュージーランド、クライストチャーチの「エレクトリック・アベニュー」音楽フェスティバルで、警察がドローンを使い数千人を監視していたことが、情報公開法(OIA)に基づく開示で明らかになりました。
警察は犯罪行為の監視を目的として「空の目」としてドローンを運用し、暴動、暴行、フェンス越え、薬物関連の活動などを追跡しました。事前警告はありませんでした。当初プライバシーを懸念していたフェスティバル主催者は、後に安全確保のためには「素晴らしいこと」と認めました。警察は今後、デモなどでのドローン使用を拡大する計画ですが、一般的に私有地の監視には令状が必要なものの、大規模な集会では不要とされています。市民自由の専門家は、監視されている感覚の増大と技術の将来的な誤用について懸念を表明しています。