カピティコースト・カウンセルは、オートバイが海岸沿いのデューン(砂丘)を走り回ることを止めるキャンペーンを立ち上げた。
キャンペーンの目的は、デューンをクルマやオートバイで走り回ることが、そこに住む生物や植物にどれほど危害を与えているかを人々に知ってもらうこと。
作られた新しいポスターには、ニュージーランドチドリが描かれている。
ニュージーランドチドリはテ・ホロに毎年巣を作る絶滅が危惧されている希少なトリだ。
ワイカナエ・コミュニティ・ボードのマイケル・ムーア氏は、「デューンを走り回るクルマやオートバイは、環境を破壊している」と語る。
「気候温暖化により、海岸沿いのエコシステムも脅威に晒されています」と語るのは、カウンセルのエコロジーサービスチームを率いるアンディ・マッキー氏。
カウンセルは、デューンの砂を束ねる役割をする植物を植えるプロジェクトを実行している。この植物は、嵐の際に強風で起こる砂の居住区への浸食を防いでいる。
デューンを面白半分にオートバイで走り回ることで、これらの植物は育たなくなる。
「ビーチを守り続けることはとても重要です」とカウンセラーのジョスリン・プラヴァノフ氏は呼び掛けている。