竜巻に襲われたカピティコーストでは、パラパラウムで約20軒の家屋が被害を受けた。
カピティコーストのジャネット・ホルボロウ市長によると、住宅調査チームがは数日中に派遣される予定。
MetServiceによると、今後もさらなる悪天候が予想されていることを踏まえて、「庭のトランポリンや、屋外用の家具などを固定し、家の周辺で飛ばされそうなものがないように確認してください。近隣の家から飛んできたもので、家屋が破損する事態が起こっています」とホルボロウ市長は、住民に呼び掛けている。
被害は、家々の屋根、庭木、壁、窓ガラスに及ぶが、極めて大きな被害を受けたのは2軒。
うち1軒は屋根全体が飛ばされた。その隣家では家が杭ごと持ち上げられた後、また地面に戻っている状態。
1人の10代の男性が、眠っている建物が壊れたことにより、胸部を負傷し病院に搬送されている。
パラパラウムの住人、サムさんはこの時の様子を以下のように語る。
「あっという間の出来事でした。何かが壊れたり、ぶち当たったりする大きな音がしたかと思うと、すぐに終わり、さまざまなものが壊れていました。家の前の高い木が通りに倒れて、裏庭のトタン板やピンクの断熱材がいたるところにまき散らされていました」