ある調査で、オタゴで生産される果物の10パーセントが販売もされず、食べられることもないことが分かった。
セントラル・オタゴ・ディストリクト・カウンセルでは、フルーツ・ロスを減らすための第一歩として、地元で栽培された果物のうちどのくらいが使用されずにいるかを調査した。
その結果として、セントラル・オタゴで生産するリンゴ、アプリコット、サクランボ、桃、ネクタリンの85パーセントが国内、海外向けに出荷されるが、残りは果樹園に残り、売ることも食べることもないとわかった。
未収穫のフルーツ・ロスは8.6パーセント、収穫された果物で販売されないものは4.2パーセントと見積もられた。
これらの果物が販売されるに至らなかった理由は、労働力不足で収穫ができなかった、出荷の品質基準に満たなかったなどが挙げられる。
フルーツ・ロス減少の試みが、生産プロセスの改善、栽培技術の向上、新たなマーケットの開拓などに繋がることをカウンセルは期待している。