ワナカのスキー場には、今シーズンからゴミ箱がなくなる。スキーヤーは、食べ物の包みやゴミを持ち帰らなくてはならない。
カードローナとトレブルコーンには、その代わりにリサイクル用ゴミ箱とコンポストが設置される。
この二つのスキー場から昨年は、50トンのごみが出た。その中身はほとんどが、人々のランチだ。
スキー場側は、スキー客の食べ物持参を歓迎するが、そこから出たゴミは持ち帰ってもらうことを要請する。
スキー場マネージャーのユーワン・マッキー氏は、「リサイクルとコンポストに適応するゴミは受け付けます。また最近よく目にする生分解性のゴミも。残飯は放し飼いの養鶏場に送ります」と語る。
スキー場内のカフェから出るゴミの対策も進んでおり、埋め立て地に送るようなゴミはカフェからは出ないということだ。
そのため製品を変えて改善してきたが、価格は以前と同様とのこと。
またスキー客は相乗りやシャトルの使用を推奨されている。
昨年の平均では一日に1100台のクルマがスキー場を訪れているが、今年は800程度に抑えるために、シャトルの回数を増やしている。
