ネルソンは、様々な国からの移民の人口が多い都市の一つ。彼らの中には、文字を持たない言語を話す人たちもいる。
ネルソンのビクトリー・コミュニティー・センターを運営するレベッカ・グレイグさんは、ネルソン・ベイ・プライマリー・ヘルス、赤十字、ネルソンおよびマールボロヘルスと協働して、英語以外の言語を話す住民のサポートをしている。ロックダウンの前までは、地元の薬局のスタッフが通訳となり、新コロナウィルスに関わる重大な情報を地元住民に伝えていた。「特に文字を持たない言語を話す人のグループと話していました。手の洗い方を実演したり、咳は肘で覆いながら行うことをやってみせたり、ソーシャルディスタンスについて説明しました。世界中が事態になって、みんな不安ですが、英語がわからない人々はもっともっと不安でしょう」とグレイグさん。
グレイグさんはまた、住民にも近所同士で助け合うよう呼び掛けている。