NZQAは先週金曜日より、国内全てのポリテクニックや私立専門学校に対し、例えカテゴリー1の学校でもコース入学に必要な英語試験を校内入試で受ける際、NZQAの承認を必要とすることにした。
NZQAの承認を得たとしても、校内英語入試の待遇が受けられるのは学生ビザ却下率の低い、Low-Riskと呼ばれる国からの入学希望者のみとなる。
そもそも、とある学校の校内英語入試試験に落ちて入学希望だった専門コースに入れなかった学生が、別の学校で受けた校内英語試験に合格しその学校の専門コースに入れたというケースがあり、おかしな話だとの声が上がっていた。移民局でもこの事態に似たような問題が今年初めにでてはいたもののルールの変更は保留としていた。
また、NZQAでは、80%未満しか学生ビザが承認されていない国からの留学生に対して、コース入学前に英語試験に合格することと、もし更に高いレベルの勉強を希望する場合は2度目の英語試験を必要とすることにした。そしてそれらの英語試験が失敗した場合は、今後のビザ申請が限定されるほか、出身国のリスクレベルが上がるという。
この校内英語入試システムについて不正の機会を与えてしまうため、全ての学校にて撤廃するよう求める意見もある。