北島のワンガヌイとラエティヒを結ぶ、SH4で大規模な土砂崩れがあり、道路は崩壊し、現在この区間は通行止めとなっている。
ワンガヌイのハミッシュ・マクドゥエル市長は、この通行止めにより、市が受ける経済的な損害と、また復旧には長期間を要するであろう可能性を憂慮している。ワンガヌイを訪れる多くのツーリストはSH3を通るが、SH4はナショナルパークやスキー場につながる道路であり、工事が来年の冬まで長期化した場合、市の被る経済損失は少なくない。またツーリスト以外の、地元の住民は主要道路が使用できず、迂回する場合は1時間以上が必要となっているし、運送や流通面での産業的な問題も発生している。
修復期間の目途は立っていないが、数年はかかると予測されている。