中国にあるキウィフルーツ栽培園により、ゼスプリ社は最低でもNZ$30ミリオンドルの損失を被ったと法廷に訴え出た。
ゼスプリ社のキウィフルーツ、サンゴールドは、同社が開発し知的財産として特許登録している。このキウィフルーツが、ニュージーランドのある栽培園によって中国へ違法に供給された。これは、さらにPlant Variety Rights Actにも違反する行為とされる。ゼスプリ社の調査で、中国の160ヘクタールの土地で、サンゴールドが栽培されていることを突き止めた。この栽培自体は、ゼスプリ社に強い影響を与えることはないが、版権の侵害として、ゼスプリ社は事態を深刻に捉えている。
サンゴールドは、ゼスプリ社の財産であるが、そのライセンスの元でイタリヤやフランスでも栽培されている。
