今年前半ですでに、ニュージーランドでは61人が溺死している。この数値は昨年よりも30パーセントも高い。うち15名が15歳~24歳で、被害者の80%が男性だったという。この5年間の平均をやや上回っている。
Water Safety New Zealandは、人々に注意を喚起し、安全を呼び掛けている。冬は、ビーチを訪れたり泳いだりは少ないため、水の事故が多いシーズンとは言えないが、溺れて亡くなる人は一年中いる、とこのグループのCEOは警告している。
海上の乗りもの事故、自殺、変死なども死亡の原因としてあるが、泳いでいて亡くなった人は11人、フリーダイビングやシュノーケリング、スキューバダイビングなど海中でのアクティビティで亡くなった人は5人となっている。