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NZと豪州が合同で薬物組織を一斉摘発 NZ国内85カ所を家宅捜索し34人逮捕、大麻6千株超を押収

ニュージーランド警察は9月24日、オーストラリア当局と連携した組織犯罪グループの一斉摘発で、先週NZ国内の85カ所を家宅捜索し、34人を逮捕したと発表した。違法薬物の密輸、製造、流通に関わる組織を標的とした作戦で、両国では9月14日から18日にかけて計560カ所で捜索が行われた。豪州警察によると、両国合わせて1,203人が3,339件の罪で訴追された。

オークランドでは、ベトナム系組織犯罪グループとつながりのある大麻栽培用の住宅が市内各地の住宅街で摘発され、乾燥大麻約270kgが押収された。オークランド空港では、税関が乗客の荷物から約5.1kgの覚醒剤(メタンフェタミン)を発見して逮捕。追加の検査でエフェドリン6.8kgも押収された。

NZ国内での押収物は、覚醒剤30kg、乾燥大麻270kg、大麻草6,183株、アヘン2.3kgとアヘン錠427錠、MDMA339錠、コカイン27g、ケタミン56gなど多岐にわたる。このほか銃4丁、現金64万7,690ドル、車両3台も押収された。

トム・ゴラン警部は「こうした薬物は依存症などの害を地域社会にもたらすだけでなく、暴力や組織犯罪、その他の重大犯罪を引き寄せる」と指摘。「違法薬物を売りさばく者は地域に害を与えて利益を得ている。当局は今後も圧力をかけ続け、犯罪組織の活動を妨げていく」と述べた。

豪州側でもヘロイン16kg、覚醒剤254kg、コカイン11.7kg、大麻716kgなどに加え、現金205万ドル以上と銃71丁が押収された。豪連邦警察の報道官は、下水データの分析で豪州国内の覚醒剤、ヘロイン、MDMA、コカインの消費量が過去最高水準に達していることを明らかにし、薬物取引が暴力や交通事故、財産犯罪など幅広い被害につながっていると警鐘を鳴らした。