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ベイ・オブ・プレンティでウナギ大量死 排水ポンプが「すり潰す」実態、調査開始

ニュージーランド北島ベイ・オブ・プレンティ地方の河川で、シラスウナギ(現地名タウナ)が大量死した問題を受け、地方議会は排水ポンプ施設が「ウナギをすり潰している」のではないかを調べる大規模な調査に乗り出すことを決めた。9月15日の委員会で明らかになったところによると、今年3月、オールド・ランギタイキ運河とタラウェラ川付近で、海への最終回遊(産卵回遊)の途上にあったウナギが悪天候の中でポンプ施設に行き当たり、190匹が死骸で発見された。担当マネージャーのクリス・イングル氏は「見つかったのは川の河口にあった死骸だけで、実際の被害はもっと多い可能性がある」と述べた。

事態を受け、4月にはサイクロン「ヴァイアヌ」の襲来前に緊急のトラップ・アンド・トランスファー(捕獲・移送)作戦が実施され、約500kgのウナギがポンプ施設の下流に避難させられた。今回の調査では、どのポンプ施設が最もリスクが高いか、移送作戦がどれほど効果的だったかを検証する。地方議員のアナ・グレイリング氏は、多額の費用をかけてウナギを保護しても合法的な漁業でそのまま捕獲され得る矛盾を指摘した一方、別の議員は絶滅危惧種のロングフィン種ではなく比較的個体数の多いショートフィン種だったとして、過度に問題視すべきではないとの見方も示した。次の回遊期は2027年2月~3月に見込まれており、地元イウィのンガーティ・アワや元商業ウナギ漁業者、淡水生態の専門家と連携しながら調査を進める。