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フィヨルドランドで地震が連続発生 ミルフォード・サウンド沖、余震は数日続くおそれ

南島南西部のフィヨルドランド地方で9月2日夕方、マグニチュード(M)5前後の地震が相次いで発生した。震源はミルフォード・サウンドの北東約40キロ。午後6時16分にM5.5、午後6時57分にM5.6の揺れが起き、その後もM4.8(午後7時12分)、M4.6(同7時39分)、M3.8(午後8時5分)と規模の小さい地震が続いた。地質調査機関ジオネットには最初の1時間で約7000件の有感報告が寄せられ、最初の2回は「中程度」の揺れと分類された。

アース・サイエンシズNZの地震学者サム・テイラー・オフォード氏によると、この夜は余震が頻発しており、小さな揺れは今後数日続く可能性がある。より大きな地震が起きる可能性も常にあるとして、機関は監視を続けている。一方で今回の一連の地震は、フィヨルドへ崩落する土砂崩れや津波を引き起こすほどの規模ではなかったという。震源はプレート境界から15〜20キロ離れており、警戒されるアルパイン断層の地震ではないとみられる。

専門家は、揺れを感じた際は急斜面や不安定な斜面から離れるよう呼びかけている。1NEWSによると、ミルフォード周辺では橋の一つが安全点検のため閉鎖された。フィヨルドランドは地震活動が活発な地域として知られ、今年7月にもテ・アナウ北方でM5.9(当初M6.3)の地震が発生し、ミルフォードへ通じる国道が一時通行止めとなった。観光シーズンを前に、道路や橋への影響を慎重に確認する作業が続く。