1Newsの環境・社会リポートは、ウェリントンで国内初の高病原性鳥インフルエンザ(H5型)が確認された事態を受け、さらなるウイルスの拡散を食い止めるために国内各地の海岸線で始まった、草の根のボランティアたちによる命がけの「緊急監視・パトロール活動」の現場を特集しました。
ニュージーランド独自の脆弱な野生生態系や絶滅危惧種の鳥類を壊滅的なアウトブレイクから守るため、数多くの自然保護ボランティアたちが、現在数キロメートルに及ぶ広大な海岸線を毎日徒歩で捜索し、病気の兆候がある鳥や不審な死骸の早期発見に全力を注いでいます。
活動を主導する自然保護専門家は1Newsの取材に対し、「市民に対して過度なパニック(Don't panic)を避けるよう呼びかけつつも、野生の海鳥から国内の他の鳥類や養鶏場、さらにはペットの猫などへ感染が広がるリスクは極めて現実的だ」と語りました。
ボランティアたちは昨日稼働した通報プラットフォーム『バイオ・シールド』とダイレクトに連携しており、死骸を発見した場合は防護服を着用して迅速にサンプルを回収・MPI(一次産業省)へ引き渡す訓練を受けています。国営放送のカメラは、島国としての強みである『早期発見の防壁』を崩さないよう、冷たい冬の浜風の中で泥だらけになりながら監視を続ける人々の姿をリアルに伝えています。
