6月7日の日曜日、オークランド沖に浮かぶ人気の観光地「アオテア/グレート・バリア島」から本土へ向かっていたフェリー「シーリンク(SeaLink)」号で、乗客が肝を冷やすハプニングがありました。海上が荒れ模様となるなか、船体に固定されていたはずのメインの救命いかだ(ライフクラフト)2隻が、ロープからちぎれてそのまま波間に流されてしまったのです。
乗客たちは、救命いかだが波に揉まれながら遠ざかっていく様子を船内からただ見守るしかありませんでした。幸い、船体が沈没するような緊急事態ではなかったため、乗客・乗員に怪我はなく、フェリーは無事に目的地に到着しました。
運行会社であるシーリンクは、「今回の事態を非常に重く受け止めている」とし、なぜ救命いかだが外れてしまったのか、原因の全容解明に向けて徹底的な調査を開始したと発表しました。乗客の一人はメディアの取材に対し、「スリリングな航海だったけれど、大好きなグレート・バリア島への旅の思い出が台無しになるほどではないよ」と、ニュージーランド人らしい大らかなコメントを残しています。
