ニュージーランドで数千人の高校教師がストライキを実施しています。これは、団体交渉が決裂したことが原因です。
高校教員組合(PPTA)は、政府が提示した3年間で毎年1%の昇給案が「一世代で最低のオファー」だと批判しています。これに対し、ジュディス・コリンズ公共サービス大臣とエリカ・スタンフォード教育大臣は、ストライキを不均衡で「過激な行動」だと非難し、提案は公正かつ妥当であると主張しています。
コリンズ大臣は以前、経験10年の高校教師の平均年収を約14万ドルと誤って発言したことを謝罪しました。PPTAのクリス・アバークロンビー会長は、政府が交渉のテーブルに戻れば、ストライキは即座に解決できる可能性があると述べています。
また、ストライキに参加している他の教師たちは、カリキュラム指導以外の多くの仕事に対して「牧師的ケア手当(pastoral care allowance)」を求めていると述べています。政府の提案が改善されなければ、PPTAは9月にさらなるストライキを警告しています。