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電力価格高騰、地域によっては年間900ドル上昇

電力価格の急騰が影響し、独立系電力小売業者が次々と市場から撤退している。

Powerswitchは、ComtricityとRaw Energyが取引を停止したことに加え、Octopus、Nova、Electric Kiwi、Flick Electricのオファーもサイトから削除するよう求められたと報告した。これらの業者は、卸売電力価格の上昇により新規顧客の受け入れを停止せざるを得なくなっている。例えば、昨年8月には1MWhあたり約77.53ドルだった価格が、今週の月曜日には300ドルを超える水準に達した。この状況が続けば、一部の事業者が市場から完全に撤退する可能性があり、小売価格の上昇が避けられないと懸念されている。

顧客が直面する年間電力料金は、地域によっては700ドルから900ドルの上昇が見込まれている。この価格高騰は、乾燥した年と燃料供給の問題が原因であり、今後の供給増加が必要とされる。エネルギー業界全体で再生可能エネルギーへの投資が進んでいるものの、短期的には価格圧力が続く可能性が高い。