大手スーパーマーケットチェーンのカウントダウンは、使い捨てビニール袋を完全に撤廃する方向だ。
新設されたMetroハーンベイでは、ビニール袋は置いていない。さらに7月25日からは9つの店舗が、同様にビニール袋撤廃のパイロットショップとなる。
カウントダウンのフレッシュ・フード・リーダー、ピエトロ・デ・ウェット氏は、「カウントダウンは、サステナビリティの目標達成に尽力します。将来的には、ビニール袋の使用を政府が禁止する先駆けになれればと思います」と語る。
2019年7月1日から、ニュージーランドではほとんどの使い捨てビニール袋の使用が禁じられたが、成果物などを入れる透明のビニール袋、ゴミ箱の中敷き、犬のフン用の袋などの例外がある。
カウントダウンは現在、5,000万枚の使い捨てビニール袋を使用している。デ・ウェット氏によれば、ほとんどの顧客はビニール袋を必要としないという。
「お客様は自分で袋を持参したり、カートに直接入れたりしていらっしゃいます」
カウントダウンでは、ビニールよりも環境にやさしい素材の代用品を調査しているが、これに対しては、「使い捨ての袋を別の使い捨のて袋で代用してもゴミになってしまうだけ。持続可能な解決策であるべきだ」という有識者の意見もある。