ドラマが起こったのは、17日の午後3時15分くらいで、ノースコート・ポイントで、クルマがフィッシャーマンズ・ワーフから海へ落ち、ワイタマタ・ハーバーで沈み始めた。
警察のポール・ワッツ巡査とサイモン・ラッセル巡査が、即刻現場に駆け付けた。
彼らが到着した時、クルマは水で満たされ、周囲にいた一般の人2名が、流れてゆくのを止めようとしていた。
2人の警察官は、クルマのドアを開けようとしたが上手くゆかず、次は所持していたこん棒で窓を割ろうとしたがこれも失敗した。
ハーバーブリッジの写真を取っていたローカルレポーターが巡査たちに渡した大きな石が、最終的に窓を割るのに成功した。
これによりクルマに閉じ込められていた63歳の女性は、無事救出された。
ドラマチックな救出劇を目のあたりにした目撃者たちは、巡査たちの活躍に感嘆の声を上げている。