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オークランド リンモール攻撃のテロリストの家族

スリランカ出身のアハメド・アーティル・モハメド・サムスディーン(32)が、リンモールのカウントダウンにて刃物で買い物客を襲い、7人を負傷させた後、警察に射殺された。

弁護士のステートメントを通じて、サムスディーンの兄アルースの言葉が発表された。

「私たち家族はこの事件に驚愕し、どうしたらいいのかわかりません。アーティルが起こしたことを、どうしたら防ぐことができたのか、答えが見つかることを願います。この恐ろしい出来事に、私たちも衝撃を受けています。父は弟が亡くなったことをまだ知りません。ここ数日具合がよくないのです」

ステートメントによると、サムスディーンは、2011年にニュージーランドに学生ビザでやってきて、「政治的な拷問」に苦しみ、年々メンタルヘルスの問題が深刻化していった。

「アーティルは、人から言われたことにいつも反論しました。妄執的な考えを忘れるよう諭すときは、電話を切ったりもしていました。けれども自分が間違っているときは、折り返し私たちに電話することもあったのです。彼はまた誤ったこと(モールでの事件のこと)をしてしまいました。彼が救われなかったことは、もちろん辛いことです。」

最後に、傷つけられた罪のない人たちのことを思っています、と発表された。