ワイララパのデビー・シンクレアさんはフェザーストーンのパブBrac and Bowでバーマネージャーとして働いている。
男性2人と女性1人の客が入ってきたとき、このうちの1人の男性がニュージーランドをコンサートツアー中の31歳エド・シーランとは気づかなかった。
バーに近づいてきて、タップには何があるかを尋ねたシーランを見て、シンクレアさんは「ちょっとあの有名シンガーに似ている」と思ったが何も言わなかった。
「連れの男性の雰囲気を見て、『ひょっとして、抜き打ちのおとり捜査か何か?』と思ったので、『引っかからないようにしないと』と構えて、『IDを見せてもらえますか?』と訊いてしまいました」とシンクレアさん。
するとシーランは、IDを見せる代わりに彼の名前が表示されたクレジットカードを出した。
その時シンクレアさんの上司が出てきてカードを確認した。
注文を取ってお金を納めていたとき、シンクレアさんは「彼、エド・シーランにそっくり」とボスにコメント。
するとボスは答えて、「デビー、彼がその人だよ」と。
シーランのファンであるシンクレアさんは自分の勤めるバーで彼を見たのに仰天。注文のチップスをテーブルに届けた時、一緒に写真を撮ることを頼むと了承された。
シンクレアさんは、「もしIDを求めていなければ、彼がエド・シーラン本人とは気が付かなかったわ」と語った。