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国境閉鎖6か月

ニュージーランド史上初めての国境閉鎖は、9月19日でちょうど6か月となる。

混雑していたオークランド空港の国際線乗場は今や閑散とし、駐車場、ショップ、通路はほぼ無人化している。この日のオークランド発の国際線は9本。到着は、オーストラリアからが3本とロサンゼルス、クアラルンプール、香港、ラロトンガからそれぞれ1本ずつの合計6本。チケットがなければ国際線ターミナルには入場できない。出迎えた家族や友人との喜びの再会風景は今は見ることができない。ニュージーランドから出国する乗客は、トランジットラウンジで待ち、フライトがアナウンスされるとバスで飛行機まで連れてゆかれる。クライストチャーチやウェリントンの空港では、国内線が徐々に賑わいを増している反面、国際線は完全にストップしている。

ニュージーランドはこれまで海外に対して国境を閉鎖したことはなく、今回の封鎖は歴史的な出来事であるとともに、人生が大きく変わってしまった人も少なくない。