眺めがとてもよかったので、おすすめの1日ハイキングコースを2つ紹介します！

1日がかりのコースのため、晴れの日向け、そして健脚向けのコースですが、どちらも車なしで市内からアクセスすることができるので、よろしければ是非！

Franz Josef（フランツ・ジョセフ）について

1865年に当地を探査したオーストリアの地理学者ユリウス・フォン・ハーストが、自国のフランツ・ヨーゼフ皇帝の名をつけ、現在の名前になったとのことです。

ニュージーランド南島の西海岸に位置する小さな街で、山岳リゾート的な雰囲気が漂っています。

街中には小さなスーパーが１つだけあり、私が訪れた時には19時まで営業していました。

アクティビティとしては、ヘリコプターや小型飛行機での遊覧飛行、ヘリハイク、ハイキングがあります。

街へはNelsonやQueenstownからも長距離バスでのアクセスが可能ですが、バスの運行曜日は限られているため要チェックです。

ハイキングコース

どちらも市内から徒歩45分ほどでスタートポイントに着きます。

Robert’s Point Trail（605m）

11～12km、往復約5時間半

岩を登ったり、橋を渡ったり、川を渡ったり…アドベンチャーのような感じで飽きません。ただし「道」として整っているわけではないので、必ずオレンジのマーカーに沿って進んでください。

見どころは、西海岸で一番長い橋！絶景ですが、橋の上にいるときには結構揺れます。定員が書かれているので、注意です。

Alex Knob Track（1303m）

17.2km、往復約8時間

こちらは山の中をずっと歩いて山頂まで行くコースです。

初めの方は数時間ちょっとひたすら山の中を歩くので、しばらくすると飽きてくるかもしれません。正直私は飽きてきました（笑）中盤以降は、手を使わないと登れないところなども出てきて難易度が上がっていきます。

頂上に近づくにつれて所々から見えるタスマン海や街、その他の山々の景色には立ち止まざるを得ません。

頂上からはRobert’s Pointからは見えなかった周りの山々を見渡せ、登る価値は十分にあります！

小さな石や木の根が多いので、下山の際には足元に注意してください。

Tips

・靴…トレッキングシューズやハイキングシューズなど滑りずらいものを推奨します

・ハイキング用のアプリ…地図をダウンロードしたり、最近の道の状況などを知るのに利用します。私はAllTrailsというアプリを使用しました。

・食料…長時間のハイキングになるため、スナックバーなど手軽に食べられるものを持っていくことをおすすめします

まとめ

7月に行ったため雪の状況がやや不安でしたが、特に問題なく登ることができました。

Robert’s Point Trailは氷河を感じながら歩きたい人に、Alex Knob Trackは山の中を歩くことが好きな人・周辺の山を見渡したい人におすすめです。どちらのコースでもニュージーランドに元々ある植物を楽しみながら登ることができます。

地球温暖化の影響で氷河が年々少なくなってきている様子も知れて残念な気持ちもありますが、その学びも含めやってよかったハイキングです。

長時間のハイキングに自信がない場合は、短い距離を歩くコースもあります。しかし、氷河を見るためにはこちらで紹介したコースを登る必要がありますので、フランツ・ジョセフに行くことを考えられているのであればどちらかには是非足を運んでみてください！