警戒レベルが4から3に下がることに伴い、いくつかの企業や飲食店が業務を開始した。
5週間のロックダウンを経て、約40万人のニュージーランド人が職場に復帰したと見積もられている。ジャシンダ・アーダーン首相は国民に対し、自宅待機をできる限り継続し、住居のある地域外へは遠出しないこと、同じ家に住んでいる人以外との接触は避け、外出は必要不可欠な場合のみに行うよう呼び掛けている。就労ビザが4月までに切れてしまうビザ保持者に対しては、移民局は一時的に期限を7月までに延ばしている。しかし、コロナ禍により仕事を失った人、国境封鎖により帰国できない人など、多くの人が問題を抱えている。レストランやカフェはテイクアウェイの販売のみ可能で、顧客との接触はできない。外食やファーストフードを待ちわびたニュージーランド国民からの注文がオンラインに殺到した。
ニュープリマスでは、マクドナルドのドライブスルーに午前3時30分から客が並び始め、開店の午前5時には40台もの車が行列する光景も見られた。