2010年11月に発生したPike River 炭鉱爆破事故。
事故当時炭坑内にいた29名がに取り残され、安全性の問題により炭坑は封鎖されたまま8年半が経過し、ようやく5月3日に再入坑されることがきまっていた。被害者遺族にとっては、最愛の家族に会えるだけではなく、爆発原因の証拠を明らかにすることで刑事訴訟を指示することができると期待を持っていたものの、Pike River再入坑責任担当のAndrew Little大臣が2日、炭坑の大気モニタリングシステムによる大気の測定値が、予想外で原因不明の酸素レベルであったことから安全第一を最優先に考え延期すると発表した。
来週にかけて更なるテストと調査作業をし、月の後半に専門家会議が開催されることになる。