Pakuranga and Howick Budgeting Serviceは、経済的に苦しむ人々をサポートするオークランドの団体。
クレジットカードローンの返済に苦しむ人々が後を絶たない。レイチェルさん(仮名)は、2人の子供を持つフィリピン出身のシングルマザーだ。彼女は、夫が新しいテレビとベッドを買うと言って借りたNZ$30,000ドルを返済するため、二つの仕事を掛け持ちしている。彼女は14日間のうち13日働き、多い時で週NZ$1,000ドルの収入を得ている。しかし、そのうちNZ$500ドルは家賃に、NZ$200ドルはローンの返済となるため、生活は厳しい。レイチェルさんの夫は、彼女が学生としてニュージーランドにやって来て間もなく出会った男性であるが、自身が経済的に破綻しクレジットカードを作れないため、彼女のカードを利用するようになった。彼女は、Budgeting Serviceのアドバイザーのサポートにより、キウィセイバーからの引き落としや、厳密な経済計画を実行することにより、負債額をNZ$20,000ドルにまで減らすことができた。アドバイザーによると、このように家族やパートナーとの関係が原因で、借金を抱えるケースは少なくないという。
政府が消費者金融会社に対して、大きな規制や改革、または閉鎖などの対応策を打つことが好ましい、というのがアドバイザーの見方である。