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オークランドの道路、制限速度の見直しへ

オークランド交通局(Auckland Transport)が、制限速度の引き下げに向け本格的に検討していくことが分かった。

それはオークランド市内で発生した交通事故による被害者数がここ3年で大きく増えており、週平均で1人が死亡、14人が重傷しているという現状を回避するためだという。

統計によると、2017年、市内道路上での死亡者数は64人、怪我人が749人。一方3年前の2014年は死亡者数が36人、怪我人は447人だった。交通局では、この先10年間で被害者数を60%まで下げられるように取り組んでいきたいとしている。

オークランド交通局によると、速度の見直しが必要な道路は、Tamaki Drive、Sandringham Road やBroadway 等の車による事故リスクが高い道路から、Coatesville-Riverheadハイウエイなどの僻地を通る道路までターゲットは様々で、今年中に40箇所以上の道路が検証され予定とのこと。また、オークランド市内中心部(CBD)や街のタウンセンター内での制限速度を30キロにする提案が出ているという。