ブラジルなど中南米で広がっているジカウイルス。
ニュージーランドでも今月中旬トンガから帰国した47歳の男性が、ジカウイルスに関連するギラン・バレー症状がみられ、Waikato病院で入院治療中。
保健省によると、昨年12月28日から今年1月21日までの間、入院中の47歳の男性を含め、分かっているだけで、4名がトンガから感染、4名がサモアから感染していることから、パシフィックアイランドへの旅行者に感染の危険性があるとしている。
ジカウイルス感染による死亡者は、海外で少なくとも4人が確認されており、致死率は高くはないものの、小頭症との関連が疑われており、実際これまで4ヶ月の間で何百人も小頭症の新生児がブラジルで産まれている。