中国産は絶対に使わない、とストイックになると結構難しいですね。
ジャパンマートに行けば、相当な種類の日本食材が買えますが、やはり値段的には高くつきます。

私は、日本製でなくちゃ、というところまでこだわらないので、週に３～４回は和風の食事を作っています。なるべく中国よりは台湾製を選んだり、という事はありますが。
豆腐や厚揚げ、大根や春菊といった野菜もアジア系食材店で買えますし、今はオクラもシーズンなので入手しやすいです。
紫蘇やミョウガは自家栽培している人も多いですね。
練りものは好きじゃないので滅多に食べませんが、タイ産の薩摩揚げ風の物は冷凍で売っています。
ゴボウのささがきや、薄切りのレンコン、サトイモ、納豆なども、アジア食材店で冷凍のが購入できます。
肉は、韓国人の肉屋に行くとスライスしてもらえますよ。すき焼き用の牛肉や、豚バラの薄切りとか。

日本は「XXの素」とか、混ぜるだけの調味ソースの種類が豊富だし、最強のお総菜売り場もありますからね。
NZではそうはいかないので、自分で工夫して代替材料を試してみたり、試行錯誤しながら「それらしいもの」を作ってます。
子供に和食離れしてほしくない、というのが一番の理由です。

副菜だけでも実際いちから作るのは手間がかかりますし、食材はやはり高くつきますよね。
私はご飯と味噌汁は大概の食事に出しています。
ゴマ、梅干し、海苔、昆布、ひじき、切り干し大根、だしパックなど乾物は半年〜１年おきに日本から取り寄せたり帰国時に持ち帰ります。七味などの香辛料は100g単位で日本のインターネットで購入すると１年以上持ちますしお得です。

その他調味料はジャパンマートやチャイニーズ系で購入しています。乾燥わかめは韓国系の切ってないものだと、日本の切ってある商品に比べてかなりお安いです。
きゅうりとわかめの酢の物、ほうれん草のゴマ和え、春雨（緑豆由来でなくてもタイや中国系の）のサラダなどは簡単に揃えられて調理も楽だと思います。

食材だと、そら豆や枝豆も一般スーパーの冷凍コーナーにありますし、あるもので作るというのを楽しむようにしています。鮭に塩を振って一晩おき、甘鮭にしたり。
オイルサーディンの缶詰（２ドルもしません）やピンクサーモンの缶詰は味付け次第で和食になると思います。安い白身の魚を炒ってそぼろにするとお弁当のおかずになります。肉はタイの友人は普通の肉屋でかたまり肉を購入し、自宅で冷凍したものを薄切りにしていました。
片栗粉（一般スーパーで99セントのトウモロコシ由来の粉で代用）で炒め物をあんかけにしてしまうと、和とか中華系のそれらしくなります。

我が家は味噌の消費が多いので今年は自家製にチャレンジしています。あんこも缶詰の水煮豆で作ります。もち米をミキサーとレンジで簡単にお餅にしたり、目から鱗なアイディアが沢山ありますのでネット検索して楽しんでいます。
日本での暮らしではあまり感じることのない創作意欲と感謝と感動と満足を得ます。

＞ままさん

安いけれどやはり中国製は避けたいですよね。

ジャパンマートに行くと誘惑がいっぱいなのであまり行かないようにしてます；
アジア食品店によく行く割には冷凍食品の売り場はスルーしてたので、そんな物も売ってたのかと驚きです。せいぜい納豆とか中国製の餃子くらいだと思ってました。

あと韓国のお肉屋さん！盲点でした。よくよく考えてみれば韓国料理も薄切り肉使いますもんね。


＞anahinaさん

自家製お味噌！すごい、尊敬します。あんこもお餅も、食べたいな～、でも買っても一人で食べきれないからやーめた、といつも我慢してました。

日本で料理をした事がなかったので「この食材で代用してあれ作れるじゃん！」とあまりアイデアがポンポン浮かばないので参考になります。甘鮭とか一晩置くだけでできるんですね。缶詰のサーモンとか使ってみようと思ったこともなかったです。



やはり皆さん工夫して頑張って作ってるんですね。
回答を読んでいて自分、今まで努力してなかったんだなぁと思いました。

私はこの前パスタでラーメンの麺が作れると聞いて早速試してみて感動したばかりです。
海外に住んでいる人たちの間では常識だそうですが…。
長いこと作り方も知らず我慢していて、やっと好きなものを自分で作って食べた時の感動は正直トンガリロクロッシングを終えた時より大きかったです。

色々アドバイスをもらってから、次回アジア食品店に行くのが楽しみです。
あとネットがあるんだからもっと活用して情報収集がんばります。