仕事での驚きエピソード
私の今、ただひたすらに様々な商品を計量して袋に詰めたり、瓶に詰めたりするパッキングのお仕事をしている。今回は、私が驚いた仕事での出来事についてお話ししたい。
仕事初日、マネージャーさんからオリエンテーションを受けた。注意事項を聞いていた時のこと。体調が悪い時は来ないで電話で連絡してね(はいはい、そうだよね)、もし作業中に咳やくしゃみがでたら腕で覆ってね(うん、感染予防な)、作業場の床に唾を吐かないでね(・・・うん?)。そんな人いるの?外ならわかるけど室内で唾吐くの?半笑いで質問したが、残念ながら実際たまにいるらしい。
オリエンテーション後、作業用のユニフォームをもらい作業に加わった。働いている人たちは、NZ市民の若者から中年世代、ワーキングホリデーVISAを使っている各国の20代、といった感じ。シニアスタッフが我ら新人バイトに指示をだしてくれる。
単純作業なのでそんなに難しいことはないが、やはり同じバイトの中でも、自分で考えて働く人と単純に言われたことのみをやる人の間にはすさまじい差がある。作業効率が驚くほど違うのだ。初めは文化的な違い(私の中では、アジア人は効率重視でせかせか、南米人は大らかでゆったりしたイメージ)もあるのか?と感じていたが、同じお国の人でも、いわゆるできる人もいれば、すんごい怠け者もいるので、ただの個人差のようだ。
怠け者に限らず時間に関しての考え方は皆かなり大らか。勤務時間についてマネージャーと相談した時のこと、朝、始業時間に間に合うバスがないというと1時間遅く開始してよいと言ってくれ、暗くなってからは怖いから帰りたくないというと早めに上がれるように調整してくれた。しかも多少の遅刻はバス自体が時間通りに動いていないことも多いので仕方ないみたいな感じ。かなり柔軟な対応で有難いが、柔軟すぎて驚いた。さらに、終業時間五分前に、もう時間だよ、帰りなと言ってくれる。えっまだ終わってない!!と私はなるが、おつかれい!って皆去っていく。ライフワークバランスが徹底されている、、、のか?
面白いなと感じたのは同僚との関係性。年齢、仕事年数に関わらず、みんなすぐフレンドになる。おはよう、マイフレンド。また、お礼をいう時など語尾に相手の名前を付ける。ありがとう、○○!みたいな。名前を呼ばれると仲間になった気がして嬉しいけど、名前覚えるのが苦手な私にとってはつらかった。ありがとう・・・!!!(名前なんだっけ?)
ある日のこと、シニアスタッフがバイト君に注意をした。「You said YEAH,YEAH. You should say YES.」おお、「はいはい、じゃなく、はい!」世界共通の注意!!驚くべきはバイト君の反応。しょぼんとするかと思いきや、「Oh,YEAH, Okay darling.」ダーリン!!シニアスタッフのおばちゃまに向かってダーリン!しかも言われた相手「You called me "darling"? hehe」まんざらじゃなさそう!!むしろ嬉しそう!
怒られたりすることもあるけれど、皆からっとしていてあと腐れがない。またそれぞれ楽しみながら働いている。その点はいいところだなと思う。
以上、私が体験した驚きエピソードでした。みなさんの職場はどのような感じですか?